無性にうどんが食べたくなることってありませんか? 私は生粋の道民であります。なので日常的にうどんを食べるというわけでもなく、うどんかそばかといわれれば十中八九そばを選んでしまうような人間なわけですが、そのような人間でもうどんを食べたくなってしまうことってあるんです。
ごくごく近所にうまいうどん屋があるわけじゃありません。近年全国展開を推し進めているような丸亀製麺などの店舗が近所にあるわけでもない。おいしいうどんを食べようと思ったら、遠くにあるうまい店にいくか、もしくは自分でなんとかするしかない。
しかし、出汁から自分でとったりするのもいいけれど、それはそれで面倒なもの。手間もかかれば金もかかります。この日は簡単においしいうどんを作ろうと試みました。
まずは麺の準備から。手打ちなんて出来るわけがないので出来合いのものを用意するわけですが、チルドのうどんは正直あまり好んでは食べません。チルドうどんよりは乾麺のほうが好きな人間です。半生の麺を大丸当たりで調達してもよいのですが、そこまでこだわる必要もないだろうということで、中庸の案、「冷凍うどん」と相成りました。
レンジでチンするか少しだけ湯がくだけでゆであがってしまう冷凍うどん。すてきです。早速冷凍うどんを手に入れるべくやってきたのはセブンイレブン。いわずとしれた全国展開のコンビニチェーンです。本当ならばスーパーにでも赴いて安いものを手に入れた方が好ましいのだけれど、突発的に食べたくなってしまったためにコンビニのものを試してみることにしました。
次は出汁の準備です。先ほども述べたようにかつお節、昆布、などから出汁をとろうとは思いません。しかし食べたいのは関西風の出汁のうどん。簡単に冷蔵庫の中に眠っているめんつゆをつかうということだけはできません。ではどうするか……ここで役に立つのは「ほんだし」ですね。お湯の中にほんだしを少々、薄口醤油はないので濃口醤油を少々、塩、砂糖、みりん、酒を少々。随分と大雑把なように思えますが、これで十分それっぽくなります。塩や酒などで好みの味に調えれば、それでうどんのつゆは完成であります。
これで完成! でもいいんですが、あっさり関西風うどんを食べたかったくせに獣成分も欲しいわけですよ。ならば肉うどんにしてしまえばよいわけであって、自分が食べたいものを作ってやりました。牛肉の小間切れを油で炒め、塩、醤油、みりん、酒、砂糖で味付けします。みりんと砂糖を多めにして甘めの味付けにしてみました。あとは照りが出るくらいに水分がなくなるまで煮詰めれば、最後に乗っける具材としての肉は完成です。
あとはラストスパート。沸騰したお湯に冷凍うどんを投入。一分後ざるにあげ、そのまま器に入れて出汁をぶっかけて肉を入れて買ってあった出来合いの天ぷらを添えて完成です。
おいしかった。コンビニの冷凍うどんのクオリティは高いです。割と簡単に本格的な味が出せるなんてすごい。少し値は張るけれど。
出汁の味も完璧でした。ほんだしとはいえ、結局旨み成分はもともとの具材から出しても変わらないのだから、おいしいに決まってます。お手軽簡単にこんな味が出せることに意味があるのです。
休みの日の昼ご飯なんかにはぴったりだと思います。本当においしかった。プレミアムモルツと一緒に食べるうどんはうまい!
ごちそうさまでした。外食したときよりも記事が長いのはどうしてだろうか笑
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